Archive for いじめ

いじめの相談を受けたときに

自分の子供からいじめの相談を受けたとき、親としては大変ショックなことです。
自分の育て方に、何か問題があったのではないか、と不安な気持ちになる人もあるでしょう。
「いじめを受けるような子供に育ててしまったのでは」という気持ちから、無理に子供を励ましたり、逆に子供を責めたりする親もあるようですが、それは決してしてはならないことです。
「いじめに負けちゃだめだ」「やり返しなさい」「いじめられるお前にも何か悪いところがあるんじゃないのか」と子供に言うことで、子供は、「いじめに負ける自分が悪い」「やり返せない自分が悪いんだ」「いじめられるような自分が悪い」と思うようになります。
勇気をふりしぼって相談したにもかかわらず、「自分が悪い」と言われたら、もう誰に相談していいかわからないでしょう。
子供から相談を受けたときに、子供に伝えなければならないことは、「いじめられているあなたはちっとも悪くない」ということ。「悪いのはいじめる子なんだよ」ということ。「いじめる方が絶対に間違っているんだよ」ということです。いじめられるべき個性、いじめられるべき性格というものはあるはずがありません。いじめる人が間違っているのであって、いじめられる人はちっとも悪くない、ということを、まずしっかりと伝えましょう。対策については、それから、ということになります。対策ばかりに心を奪われて、子供の心を受け止めることができていなければ、子供の不安な気持ちはなくなりません。まずは、しっかり話を聞いて、伝えるべきメッセージを伝えることです。
親鸞会で仏教を学ぶ知人から、相手の立場に立つことの大切さについてよく話を聞くのですが、この場合でも、まず子供の立場に立つことが、いじめの苦しみから救う第一歩なのでしょう。

Comments off

いじめを発見したときの対策

子供からいじめの相談、訴えがあったときの対策についてご紹介します。
まず、いじめの訴えがあったときの対策の最初にしなければならないことは、話してくれたことに対して「よく話してくれた」と勇気を認めてあげて、いじめを「解決すること」、「あなたを守ること」をしっかりと約束することです。

対策の基本はまず「約束」すること。
対策案が示される必要はありません。いじめを解決することに対する強い意志を示してあげることが大切なのです。

そして、その対策の際に気をつけなければならないのが、即時対応することです。
ついつい忙しくて「後でちゃんと聞いてあげるから」とか、「用事が済んだらちゃんと聞くからね」というのはいけません。こちらにどんな用事や仕事があろうと、すぐにその日のうちに必ず話を聞く時間を作らなければなりません。

いじめの対策として、いかなる場合でも真剣な態度でじっくりと話を聞いてあげること。話を軽く扱ったり、自分の意見を押し付けたりしては絶対にいけません。子供の話をじっくり聞いて、同調してあげることが大切です。

私が信頼する親鸞会の知人からも、親子の対話の大切さについて、話をきいたことがあります。
会話をすること、対話すること、話を聞いてあげること、コミュニケーションの大切さが教えられています。子供と親の関係において、会話が重要な意味を占めるのです。

最初は会話にならなくても、一緒にいるだけでも構いません。会話になるまで、子供が成長するまでちゃんと見守ってあげることが大切です。いつか一緒に幸せについて、将来について話し合えるときがくるまで見守ってあげましょう。

Comments off

会話が大切

反抗期、思春期を迎えたお子さんを持つご両親、特に父親が子供とのコミュニケーションを図れずに悩むケースが多いようです。
子育ての悩み相談でも、「子供との意思疎通が図れないけれど、どうすればいいのでしょうか?」という相談が数多く寄せられます。

大人の自分を振り返ってみても、自覚があると思いますが、小中学生の子供はみな自我の目覚めとともに遅かれ早かれ反抗期を迎えます。こうした時期は、誰にでも訪れるもので特に珍しいことではありません。

しかし、反抗期の子供に対して「どうせ話を聞かないのだから・・・」と放り出してしまってはいけません。
優しい目で見守ることが大切です。子供が大人になっていくプロセスなので、無理に言ううことをきかせたり、子供の話を頭ごなしに否定するなどはもってのほかです。

しかし、いじめ対策の観点からは、もう少し踏み込んで、優しく見守る姿勢に加えて、日常から子供の変化には敏感になっておくことと、話にならなくても、親のほうから話しかけるようにしておくことが大切です。

以前にも紹介したように、反抗期や思春期の子供は、自尊心も高く、自分がいじめを受けているという事実を誰にも知られたくないという心理状態になっています。いじめの実態を子供のほうから相談してくることは難しいので、親のほうから聞いてあげる姿勢を見せておかなければ、いじめが長期化、日常化してしまって発見が遅れる結果になってしまいます。

親鸞会のブログポータルでも親子の会話について会員さんの体験談がのっていますが、親子の対話の大切さが身に染みます。

Comments off