Archive for 6月, 2009

会話が大切

反抗期、思春期を迎えたお子さんを持つご両親、特に父親が子供とのコミュニケーションを図れずに悩むケースが多いようです。
子育ての悩み相談でも、「子供との意思疎通が図れないけれど、どうすればいいのでしょうか?」という相談が数多く寄せられます。

大人の自分を振り返ってみても、自覚があると思いますが、小中学生の子供はみな自我の目覚めとともに遅かれ早かれ反抗期を迎えます。こうした時期は、誰にでも訪れるもので特に珍しいことではありません。

しかし、反抗期の子供に対して「どうせ話を聞かないのだから・・・」と放り出してしまってはいけません。
優しい目で見守ることが大切です。子供が大人になっていくプロセスなので、無理に言ううことをきかせたり、子供の話を頭ごなしに否定するなどはもってのほかです。

しかし、いじめ対策の観点からは、もう少し踏み込んで、優しく見守る姿勢に加えて、日常から子供の変化には敏感になっておくことと、話にならなくても、親のほうから話しかけるようにしておくことが大切です。

以前にも紹介したように、反抗期や思春期の子供は、自尊心も高く、自分がいじめを受けているという事実を誰にも知られたくないという心理状態になっています。いじめの実態を子供のほうから相談してくることは難しいので、親のほうから聞いてあげる姿勢を見せておかなければ、いじめが長期化、日常化してしまって発見が遅れる結果になってしまいます。

親鸞会のブログポータルでも親子の会話について会員さんの体験談がのっていますが、親子の対話の大切さが身に染みます。

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いじめは対策が必要

いじめの対策方法を考えるときの基本は、いじめの構図を理解することからです。
いじめっ子がいて、いじめを受けたくないためにいじめっ子に同調する「観衆」、見てみぬ振りをする「傍観者」、いじめられっ子の四者によって形成されています。

このいじめ対策を講じるときには、まず第一にいじめられっ子の救済が第一で、その後にいじめの解消を対策しなければなりません。

しかし、その時にいじめっ子を見つけ出し、罰することではいじめの対策にはなりません。
いじめっ子、観衆、傍観者、いじめられっ子の四者構造を解消していかないことには、いじめ対策にはなりません。

絶対に避けなければならないのが、子供がいじめを苦にして自らの命を絶ってしまうという事態です。
将来のある子供が、親より先に病気でもないのに死んでしまうなんていう不幸は絶対に避けなければなりません。

自殺はいけないことだと繰り返し刷り込んでいかなければならないのです。
浄土真宗親鸞会で話を聞いている知人から、仏教には、なぜ自殺をしてはいけないのか、ということについて教えられている、と聞きました。
育児に悩み育児ノイローゼになりそうなのをグッとこらえて育ててきた子供が自分よりも先に逝ってしまう、というのは、あまりに悲しいことです。とても耐えられることではありません。

いじめられっ子は何も非がなく、死生観についても充分な教えもないままに、苦しみに耐えかねて命を絶ってしまう・・・。
これほどまでに悲しいことがあるでしょうか。何の非もないのに、子供で無知がゆえに・・・。そうした不幸は絶対に避けなければならないでしょう。

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