大人の対策
いじめを発見した場合の大人の対策はどうすればいいのでしょうか。
「いじめ」の加害者を見つけ出し、叱ることでいじめは解決するのでしょうか?
まず、「いじめ」の定義を考えてみましょう。
いじめは、いじめる側といじめられる側の双方いますが、行為を「いじめ」とする定義は、いじめられる側がいじめと感じればその行為はいじめだとしなければなりません。
また、いじめのリーダー格を探し出し、叱ることではいじめの解決にはなりません。
いじめの元凶は、「観衆」や「傍観者」という周辺にあるのと考えられます。いじめられっ子を追い込み、孤立させることで周りは優越感に浸り、自分に危害が及ばない安心感を得ることができるのです。つまり、いじめの構図は、いじめの実行役と観衆、傍観者、いじめられっこという配役で行われるのです。
いじめを発見した周りの大人(教師、親)は、けんか両成敗という姿勢で中立的な立場で対策を講ずるべきではありません。
中立の立場にたった対策では、結果的に「双方に問題あり」との立場になってしまいます。それではいけません。孤立し追い詰められているいじめられっこの側に立つことが必要なのです。
金を脅し取ることは「恐喝」という犯罪であり、チビ、デブ、キモイ、ウザイと言葉でからかう行為は「人権侵害」です。
「いじめ」を受けている子供には、なんの非もないのです。この大原則の立場に立って、周りの大人たちは対策を考える必要があります。