大人のいじめ
子供の世界と同じように、大人の世界にもいじめ問題があります。
このことは、学校と同じように集団で長い時間を過ごすので、職場の人間関係、人間関係の悩み、仕事のストレスを抱える大人が心の病を患ってしまうこともしばしばです。
職場での「いじめ」とは、仕事をする上で、パワハラ(パワー・ハラスメント)やセクハラ(セクシャル・ハラスメント)、無視、陰口、過重労働、仕事を与えないなどの職権乱用及び不当な制裁行為があたります。こうした行為によって、労働者の人格権や労働上の権利が害され、疾患の発病や社会的あるいは経済的損失が発生してしまうのです。
具体的に職場いじめがどういったものなのか紹介して行きましょう。
・無視、陰口や「わざと仕事に必要な情報を与えない」といった不作為行為
・悪口や嫌がらせ、パワハラやセクハラといったハラスメント行為
・退職勧奨や一方的な労働条件の引き下げといった労使交渉に付随して行われる職場いじめ
こうした職場のいじめを受けている人の多くが、うつ病やPTSDなどの精神疾患もしくは、抑うつ状態などの極度の心的ストレスを抱えた状態になってしまうことです。
こうした状態のままいじめの対策を講じることは、とても難しいことです。
そのために職場いじめにあっている人がまず対策としてやらなければならないことが、ストレス源から距離を置くために「休職」することです。「休職」は労働者の当然の権利であり、何も恥じる必要はありません。最寄の精神科に行き、医師の診察を受け「診断書」を書いてもらいましょう。しかし、「退職」はしてはいけません。「退職」をしてしまうと、証拠採取や示談交渉の際に大変不利になってしまうからです。